歴史と技術に触れた3日間の学び
岩田建設の令和6年度 研修旅行に行ってきました!
今回の研修旅行は歴史的建造物や橋梁工事の現場を巡りながら、社員間の交流を深め、建設技術への理解をさらに深めることを目的として行いました。
貸切バスで熊本から愛媛、広島、そして熊本へと移動し、各地で多くのことを学び、体験できて、非常に実りある旅行となりました。
1日目:阿蘇大橋と道後温泉
旅は美里町から出発し、まず向かったのは、熊本地震で崩壊した後、岩田建設が再建に関わった阿蘇大橋。
この橋は最新の耐震技術を駆使して再建され、耐震構造の重要性やその時の工事担当者から当時の苦労やエピソード、達成感などを伝えていただき、改めて建設業の重要性を感じる機会となりました。
午後はフェリーで愛媛県の道後温泉に到着。
3000年以上の歴史を持つ日本最古の温泉として、古くから文豪や皇族に愛されてきた名湯です。
宿泊先では、豪華な夕食と宴会が催され、社員の誕生日をサプライズでお祝いしました。若手からの感謝の手紙もあり、感動的なサプライズとなりました。
そのあとはカラオケで盛り上がりつつ、上司部下・ベテラン若手の垣根を超えて社員全員が一体となって、素晴らしい楽しい夜を過ごしました。
2日目:子規堂としまなみ海道
2日目の朝は、正岡子規の生家である子規堂を訪問。
俳句の革新者であり、日本文学に大きな影響を与えた彼の書簡や遺品を通じて、日本文化の深みを感じました。
その後、バスはしまなみ海道を経由。
本州と四国を結ぶこの全長60kmの道路は、いくつもの橋梁が連なる壮大なルートで、その中でも世界最長クラスの斜張橋として有名な多々羅大橋麓で昼食をいただきました。
弊社も橋梁に関する工事に携わることもあるため、風景を楽しむだけでなく、それぞれが現場での視点を持ちながら感じる貴重な機会となりました。
昼食後は呉市の大和ミュージアムを見学。戦艦大和を中心に、精巧な造船技術とその歴史が展示されており、1/10スケールの大和模型は圧巻でした。建設業に携わる社員にとっても、細部に至る技術力を目の当たりにし、大いに刺激を受けました。
3日目:宮島と厳島神社
最終日はフェリーで宮島に渡り、世界遺産である厳島神社を参拝しました。
海上にそびえる大鳥居は、自然と調和した設計が特徴で、潮の干満に対応できるように計算された当時の技術力は熊本一の技術者集団を目指す弊社社員にも大変いい刺激となりました。
宮島の散策では、伝統的な木造建築や美しい自然が融合した風景を楽しみ、弊社が行っている建築部門の社員にとっては散策だけで建築の参考になる多くのポイントを発見しておりました。
昼食には名物の牡蠣を堪能し、研修旅行の内容を振り返りながら熊本への帰路につきました。
研修旅行を振り返って
今回の研修旅行でも、岩田建設グループの良さである、ベテラン・若手の垣根を超えたコミュニケーションは多く見られ、それぞれ違った職種の社員同士での話も多く見られました。
建設技術を学ぶことはもちろんですが、コミュニケーションを通してお互いへの理解を深め、それぞれの役割を知るいい機会となりました。
今年で53周年を迎える岩田建設ですが、これからもグループが1枚岩となって、皆様への感謝を忘れることなく、ビジョン達成に駆け上がっていきます!